神経内科について

このクリニックは平成3年12月に開院し、神経的または精神的障害によって起る身体的・精神的諸問題に対して次のようなバックアップ設備の補助のもと、総合的に診断・治療を行うことを目的とした医療機関です。

たち森脇神経内科は、兵庫県高砂市阿弥陀町魚橋にて、頭痛やめまい、しびれ、認知症、パーキンソン病などの神経疾患を中心に診療しています。脳や脊髄、末梢神経、筋肉といった中枢・末梢神経系の病気は、日常生活に大きく影響することがありますが、早期発見と適切な治療で症状の進行を抑えたり、生活の質を維持することが可能です。

当院では、MRIやエックス線撮影装置を活用し、正確な診断を行いながら、薬物療法・リハビリ・生活習慣の改善など、患者さんに合わせたオーダーメイドの治療を心がけています。神経内科と心療内科の両面からサポートできるのも当院の強みです。予約不要でご来院いただけますので、気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

神経内科で診る症状

神経内科は、次のような症状で受診される方が多い診療科です。

慢性的な頭痛（片頭痛、緊張型頭痛など）
めまい、ふらつき
手足のしびれや力が入りにくい
言葉が出にくい、呂律が回らない
記憶力の低下、物忘れ
筋肉のけいれん、ふるえ
歩行のバランスが悪くなった

これらの症状は、脳や神経の病気のサインである場合があります。早めの受診が、病気の進行を防ぐ第一歩です。

神経内科で診る病気

当院では、以下のような神経疾患を中心に診療しています。

脳血管障害（脳梗塞、脳出血、TIA一過性脳虚血発作）
認知症（アルツハイマー型、レビー小体型など）
パーキンソン病やパーキンソン症候群
頭痛疾患（片頭痛、群発頭痛など）
てんかん
末梢神経障害（糖尿病性ニューロパチーなど）
多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症（ALS）などの希少疾患

患者さんの中には、神経内科に行くべきか分からず不安に感じる方も多いですが、まずは症状を丁寧にお聞きし、必要に応じて検査や他科との連携を行います。

神経内科に関する検査や治療

当院では、正確な診断と治療のために以下の検査・治療法を行っています。

検査

MRI検査（脳や脊髄の断層画像を撮影）
エックス線撮影
血液検査
神経伝導検査
認知機能検査

治療

薬物療法（症状や病気に合わせた内服・注射）
ボトックス治療（片側顔面けいれん、眼瞼けいれん、痙縮など）
生活習慣指導（食事、運動、睡眠など）
カウンセリング（心療内科医としてのサポートも可能）

治療は一方的に決めるのではなく、患者さんやご家族と相談しながら進めます。