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ボトックス治療

眼瞼けいれんの治療にボトックスという選択を

眼瞼けいれん(がんけんけいれん)とは、まぶたが自分の意思とは関係なくピクピクと動いたり、まぶたが閉じてしまう状態をいいます。軽い症状の場合は「まぶしい」「目を開けづらい」と感じる程度ですが、進行すると日常生活に支障をきたすこともある病気です。

このような眼瞼けいれんに対し、当院ではボトックス治療を積極的に行っております。ボツリヌス毒素を利用して、まぶた周囲の過剰な筋肉の緊張を緩和し、目の開けやすさを取り戻す治療法です。薬の内服では効果が不十分なケースや、副作用が気になる方にも適した選択肢となります。

森脇神経内科では、患者さん一人ひとりの状態に合わせて、最適な治療を提案いたします。

眼瞼けいれんとは

眼瞼けいれんは、まぶたの筋肉を動かす神経の異常な興奮が原因で起こります。無意識のうちにまぶたが閉じてしまうため、「まばたきが多くなる」「まぶしい」「目が開けにくい」「目が疲れやすい」といった症状を訴える方が多くいらっしゃいます。

進行すると、自動車の運転や読書、パソコン作業などが困難になることもあります。また、ドライアイや視界のかすみと誤認されることもあり、診断に時間がかかるケースも少なくありません。

ボトックス治療は、こうした症状の緩和に有効で、早期に適切な治療を行うことで、日常生活の不便さを軽減することが可能です。

眼瞼けいれんに対するボトックス治療の効果

ボトックス治療では、ボツリヌス毒素を注射で筋肉に投与することで、神経から筋肉への過剰な信号をブロックし、まぶたのけいれんを抑えます。

効果の現れ方と持続期間

  • 通常、注射後2~5日で効果が現れ始め、ピークは1~2週間後です

  • 効果は3〜4か月程度持続するため、年に3〜4回の治療が推奨されます

  • 継続的に行うことで、けいれんの程度が弱くなる方も多く、生活の質の向上に寄与します

治療の流れについて

  1. 初診・評価
     詳しい症状や経過、生活への影響を確認し、ボトックス治療が適しているかを判断します。

  2. 投与部位の決定
     眼瞼の動きやけいれんの程度を診察し、注射するポイントと量を細かく決定します。

  3. 注射
     細い針を用いてまぶた周辺の決まった筋肉に少量ずつ注射します。外来で短時間で実施可能です。

  4. 経過観察
     効果の持続や副作用の有無を確認し、次回の治療タイミングを調整していきます。

副作用や注意点について

眼瞼けいれんに対するボトックス治療では、大きな副作用は少ないですが、以下のような症状が一時的に現れることがあります。

  • 注射部位の腫れや痛み

  • 一時的なまぶたの下垂(眼瞼下垂)

  • まぶたが重く感じる

  • 目の乾燥感(ドライアイ)

多くの場合、数日から数週間で改善します。症状が強い場合には、次回の注射量や部位を調整することで対処が可能です。

眼瞼けいれんに対するボトックス治療のよくある質問

Q1. 健康保険は使えますか。
A1. はい、眼瞼けいれんは厚生労働省が認めているボトックス治療の保険適用疾患です。

Q2. 治療は痛いですか。
A2. 細い針を使い、注射自体も数分で終わるため、痛みは最小限です。ご不安な方には冷却や麻酔クリームも併用できます。

Q3. 毎回効果が同じように出ますか。
A3. 効果の程度には個人差がありますが、繰り返し行うことで安定してくる方も多いです。

Q4. 高齢でも受けられますか。
A4. はい、高齢の方でも多くの方が治療を受けておられます。全身状態を確認しながら、安全に配慮して行います。

院長より

森脇神経内科では、眼瞼けいれんによって「目が開けにくい」「外出がおっくう」「日常がつらい」と感じている方の生活のしやすさを取り戻すお手伝いをしたいと考えています。

内服薬では改善が難しかった方も、ボトックス治療によって日常が一変することもあります。治療に不安を感じている方も、まずはお気軽にご相談ください。お一人おひとりの症状と向き合いながら、無理のない治療を一緒に考えていきましょう。

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